かわいい子には旅をさせよ 印象に残ったこと
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ゆみちゃん、開運の旅★心震えるところ5
出発まであと 149日
4日間連続でお届けしている1991年2~3月のヨーロッパ建築を見に行く旅、
最終回の今日は、印象に残ったことです
この旅では、30年経っても忘れられない事が沢山ありました
その中からいくつかご紹介したいと思います
不思議な電話
出発から10日目にウィーンへ到着すると、
急にとてつもなくホームシック状態になってしまいました
居ても立っても居られず、夜の街へ歩き出しました
婚約中だった夫の声が聞きたくて、1分くらいなら話せるかな・・・・、
あるだけの小銭を用意して公衆電話から日本へ電話をかけたのです
携帯電話なんてまだ普及していない時代、運よく夫は在宅しており、電話は繋がりました
早口で伝えたいことだけ一気に話し、夫ののんびりした返事に
いつ切れるかドキドキです
しかし・・・・・切れない
10分くらい経っても切れない
絶対におかしい
しかし、どんどん不安な気持ちが落ち着いてきて、笑いも出てきます
すると、後ろに並んでいた女性が「まだ話すの!~」とせっついて来ます
またかけ直すことにして、一旦電話を切りました
電話機の故障なのかもしれないので、他の公衆電話ではなく、
同じ公衆電話から電話をかけ直したのですが・・・同じくらいの硬貨を入れて、
話が出来たのは40秒くらいでした
故障なのか偶発的に起きたエラーなのか、原因はわかりません
わからないので、これはきっと神様からのプレゼントなのだと勝手に思う事にしました
この不思議体験にすっかりホームシック状態は落ち着き、ぐっすり眠る事が出来ました~^^
かっこ良すぎる男子
とにかく、かっこいい男性が多すぎる
まず、どの国のお巡りさんも皆さん素敵で、制服も惚れ惚れするほどセクシーでした
また、今でこそイクメンという言葉が出てきましたが、30年前のヨーロッパでは、
父親が一人でベビーカーを押して赤ちゃんを連れているのが日常でした
子育てに主体的である姿が、当時の私の目にはとてもカッコよく映りました
他にも、レディーファーストが自然に出来る男性が多いのです
ドアは開けて待っててくれる
階段で重い荷物(スーツケース)は持ってくれる
イタリア中年ちょい悪おやじは皆「ドンガバチョ」!
私のアホな失敗に対して、ウィンクで返してくる(惚れてしまうだろう~~~)
旅行中は、男子ウォッチングも楽しみの一つでした~
働きすぎ禁止:閉店法
30年前のドイツでは、働きすぎを法律で抑制していました
商店は日曜に開業してはいけませんし、夜の営業も20:00頃まででした
違反したら罰金です(私の様な観光客は、トイレに行けず困りました~)
これは、人が人間らしく生きる事を法律で側面サポートしているのだと思います
働きすぎを法律で取り締まることで、働きすぎは良いことではないと、
人々の潜在意識に印象付けているようです
根本から日本とは違うのですね
それでも、休日や遅くまで営業すれば、利益は伸びます
罰金を払っても、ライバルのいない休日や夜遅い時間帯は買い物客を独占出来るのです
そうやって、休日や夜遅くに営業しているのは、
インド人か中国人の経営するお店がほとんどでした
他にも、寒い時期の旅行だったので、よく暖を取る為に教会へ入りました
ヨーロッパには教会があちこちにあるので、寒さを凌ぐのに本当に助かりました
これこそ、神のご加護です
冬のヨーロッパでは、オイルヒーターのパネルが必ず洗面所&浴室に設置されています
なので、洗濯物はここへかけておくと、翌朝には乾いているので大変良かったです
ヒートショックも防げるし、お勧めです
まだまだ、思い出したらどんどん更新して行きたいと思っています
旅はこの様に30年経っても色褪せることのない、人生の宝物です
プライスレスの宝物です