ツイてる!
改運開運★日常のつぶやき3
改運の旅、出発まであと 169日
人は誰でも60歳近くなると、2時間ドラマ数本くらいは制作出来る事件を持っているもんです
私の直近の事件(?)は、2020年×月×日22時過ぎの1本の電話から始まりました
「熊本日赤病院の〇〇と申します。〇〇〇〇さんの妹さんで間違いないでしょうか?」
「本日夕方、お兄さんが救急外来を受診されて、脳出血のため入院されました
現在は出血の状態を観察中で、医師から電話で説明を聞いていただきます
今晩は、状況に応じて夜中でもご連絡させていただきますね」・・・・
想定外な事過ぎて、その夜はあまりよく眠れませんでした
3日後に熊本へ
熊本へ帰るまでに仕事の調整段取り、私は関東在住なので万が一の時に対応出来る様に、
九州在住の姪にも同行してもらいました
兄は62歳で独身です
高齢で自立生活が難しく施設へ入所している両親のキーパーソンを務めながら、
父の事業を継いで個人事業主として商売を営んでいました
(熊本地震後は事業を縮小して、更にコロナ禍で開店休業状態だったのが不幸中の幸い)
入院手続き後、先ずは事業の顧客への連絡や兄の自宅の生鮮食品の整理などを行い関東へ戻りました
社会人である姪(20代後半)の存在がとても支えになり、ありがたかったです^^
この日から、熊本と関東を毎月往復する生活(隔週往復の時期も)が続いたのですが、
兄の保証人(入院書類の多さといったら・・・)、事業の継続か廃業か(青色申告など事業に関する事)、
両親のキーパーソンを兄から交代、兄の自宅整理、事業場の整理・・・・などに加え、
社会に適応するのが難しい姉の対応に非常にエネルギーを消耗しました
※関東の自宅には、コロナでほぼ在宅の大学生息子と高校生娘がいる
この時私自身は現役の会社員で、62歳くらいまで仕事を続けたら元気な内に会社を退社し、
第二の人生を好きな旅行中心に楽しく過ごそう~と、なんとも漠然とした未来予想図を描いていました
それが兄が病に倒れたことで、急変したのです
自分(と家族)のことだけなら、夫婦の厚生年金とせっせと積み立てた個人年金や預貯金/有価証券で、
まぁ、何とかやっていけるかなぁ~という試算でしたが、
兄のことまで考えなくてはいけなくなりました
更に、両親と姉も・・・・・・両肩に4人乗せて走れってかい
最初の三か月間くらいは、目の前の課題をただただ必死に終わらせるだけでしたが、
その後は、今ある両親と兄のお金でどうやって生きて行くか、
私がもっと稼いで経済的不安を払拭する必要がある!!そう思い立ちました
何やって稼ぐ?会社員は長くても数年、それではダメだ・・・
安穏と老後はゆったりまったり生きて行こう~と思っていたのに、
稼ぐ目的が出来てしまったことで、人生そのものに欲が出てきたわけです
もしかしてこれって、ラッキーだったんじゃない?
あのまま深く考えもせず60歳過ぎまで会社員を務めて、刺激もなくお気楽に日々を送っていたなら
何ともつまらない人生、早すぎる隠居生活突入になっていたと思います
誰でもが遭遇出来ない様な選択を迫られ、経験は私の血肉となり、
稼ぐ目的や欲が出たことで、脳は活性化して一部若返ったように感じます
兄が倒れて2年が過ぎ、奇跡的に自宅での単身生活が出来るまで回復しました
この2年の間に両親をあちらの世界へ送り、肩の荷はかなり楽になりました^^;
兄の回復のお陰で、このまま順調であれば経済的な不安もありません
ただ、そう上手くは行かないのが人生!だから面白くもある
振返ると、この2年間は兎に角何があっても視点を変えて「私ってツイてる!」そう思うことにして来ました
どんな事でも考え方次第で、ラッキー!になるのです
起きてしまった事実は変えられません
変えられるのは、自分の「思考」です
だったら、「私ってツイてる!」そう思った方がハッピーですよね~