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パリ置き引き体験談

ゆみちゃん、開運の旅★心震えるところ7

改運の旅、出発まであと 135日

 

2024年パリオリンピックが今から楽しみな私です^^

出来ることなら観に行きたい!

しかしながら恐らく昔からパリは世界で一番、

観光客への犯罪が多い都市ではないかと思います

 

私は過去に2度、パリで観光客犯罪の現場に居合わせたことがあり、

その内1回は自分自身が被害者です( ;∀;)

その経験を公開しますので、パリへ行かれる際の参考にしてください

体験談は長文なので、最後の方の「まとめ」まで読み飛ばしていただいても良いです^^;

 

1度目は、初パリで友人3人との旅行でした

被害者は友人です

シャンゼリゼ通りにある、某高級ブランドの本店で買い物をして、

シャンゼリゼ通りをブラブラ散策していました

 

信号待ちで立ち止まると、高校生ぐらいの女子が突然後ろから友人の目の前に、

本を顔面にくっ付ける様ににして立ち塞がりました

「えっ、いったいなんなの???この子なに???」と思っていると信号が青に

すると、その少女は前進せずに踵を返すように後方へ歩き出したのです

「はっ!この子はなにがしたかった??」と思いつつ私たちは歩き出しました

10メートル位歩いたところで友人が「財布がない!!」との叫び!

もう一人の友人がそれを聞くなり、猛ダッシュでその少女を追おうとしたのですが、

危険を感じたのか、被害に遭った友人が追跡を止めたのです

 

グループによるスリでした

私には見えなかったのですが、友人曰く、変な少女が目の前に立った後、

後ろからぐいぐい押してくる中年女性が居たらしいです

 

財布にはパスポートも入っていました

帰国は明日の夜・・・・それから友人は淡々と冷静にクレジットカードの会社に電話をしたり、

パスポート再発行の手順を調べたり・・・・、

幸い、猛ダッシュした友人はドイツ在住でその前はアメリカに住んでいたので、

英語が話せたため、警察での手続きも比較的スムーズに、

翌日は日本大使館で帰国だけのためのパスポートを発行してもらい、

無事に日本へ帰国出来ました

 

2回目は、私が置き引き被害者

前回のスリ被害に遭った友人と一緒に警察署や日本大使館へ行ったことが

活かされることになろうとは・・・((+_+))

場所はパリでは有名なデパート、ラファイエットの食品売り場にある、

イベリコ豚のイートインカウンターでした(トップ写真)

同僚達4人とのパリ旅行、同僚達には前回のスリ経験からも「くれぐれも注意してね!」と

再三注意を促していた私が被害に遭ってしまうという体たらく^^;

場所が老舗デパートラファイエットの中だったことや、

人混みでもないカウンターだったことから、完全に油断していました

イベリコ豚サラダとワインも飲んでいたので・・・(苦笑)

 

カウンターに座って、バッグは足元のカウンターについているフックへかけていたのですが、

食事中になぜか、売り場から一番離れているカウンターの端(私が一番端に座っていたので、私の横)へ

外国人の女性が2人立っています

ここでは肉は買えないし、食事をするわけでも無さそう、

変な人達だなぁ~」と、私は思ったのです

変な・・・・」と!!!

 

食事が終わり、帰ろうとカウンター下のフックに手を伸ばすと、

かけていたバックはありませんでした

盗られた!」そう叫ぶと、出口へダッシュ!

彼女たちはきっともうデパートの外へ出ただろうに、

まだデパートの中にいるような感覚で、「外に出してはいけない!」と思ったのですよね

そして、入口に立っている男性セキュリティーへ「✖%&#*(スリだ!犯人を捕まえて)〇★%#$!」と叫びました

まぁ、言葉は通じなくても察してくれるもんですね

インカムで他のセキュリティーにも連絡を取り、すぐさまあちこちから数人のセキュリティーが集結

こんな時にも・・・ですが、この男性セキュリティーが滅茶苦茶カッコイイ(^^♪

全員、筋肉質の引き締まった身体に光沢のあるダークグレーのぴっちりしたスーツに黒ネクタイ、

粋なフランス男性が精悍な顔つきで私の元へ集結したのですから、

置き引きにあったのと違う意味でテンションが上がります

 

4~5人の男性セキュリティーを引き連れて現場へ戻り、

店の人からも事情を聞き、もうどうしようも無いことが判ると、

ラファイエットの日本人向けカスタマーデスクへ連れて行かれました

 

幸い担当者は日本人で、クレジットカード会社への連絡は全てその場でやってくれました

パスポートはホテルへ置いていたので、無事!

後は警察へ行って被害届けを提出し、書類を受け取るだけでOKでした

 

この警察での被害届けも、フランス語や英語が話せない私にとっては、

大変困難(2か所ほど場所も迷いました)ではありましたが、何とか保険に必要な書類を発行してもらい、

夜のイベントからは予定通りに進めることが出来ました

夜は、パリの夜景を楽しむディナーバスだったのに、疲れが出てしまい、

何を食べたのかも全く覚えていません( ;∀;)

 

まとめ

●パリでは、観光客犯罪に遭う方にも非があります

(ラファイエットでは、周りのショップ定員達には置き引きが判っていた(見えて)と思われます)

●狙われる様な行為は慎みましょう・・・・・

高級ブランド店の袋を見えるように持ち歩く→ 自分は金持ちだと鴨がネギ背負っている状態

貴重品から目を離したり、手元から離す→ ご自由にお持ち帰りください状態

(地下鉄でリュックを背中に背負うのはもっての外!背中に目が付いている場合はOK)

カバンやバッグの口が開いて、中の財布などが見える→ ここに財布ありますよ~持って行っていいよ~状態

おかしいな変だな・・・と思ったら、それは思い過ごしではなくマズイ状態だと思え!

●パリに慣れていない人は貴重品は持ち歩かない

●パリでは、知らない人から声を掛けられても、立ち止まって目を合わせてはいけません

寄付金詐欺、なりすまし詐欺など、あらゆる詐欺師があの手この手で狙っています

 

何度訪れてもパリは、エキサイティング文化的ロマンチックで素晴らしい都市です

どうぞ、観光客犯罪に遭わない様に楽しいひと時を過ごしてください

(私自身は、置き引き体験も誰でも出来ない貴重な体験だったので、忘れられない思い出になりました)

 

※置き引き被害に遭った物は、保険で全て現金として戻って来ました

携帯電話も盗られてたので、それまで撮った写真がパーになったことだけはどうしようもなく哀しかったです( ;∀;)

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