冒険家と探検家
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ゆみちゃん、開運の旅★心震えるところ6
出発まであと 145日
2020年3月下旬、娘と私はアラスカ出発を1週間後に控え、ドキドキしていました
が、悲しいお知らせが届きました
アラスカ、コロナ感染者が増加傾向につき、都市封鎖・・・・
1年近く前から旅行計画を立てて準備して来たのに、気持ちの整理がつきません(T-T)
そこで急遽行先変更、いつかは行きたかったところ、西表島へ行くことにしました!
西表島と言えば・・・イリオモテヤマネコ、ジャングル、透き通った海、マングローブ
その程度の知識しか無かったです
現地のガイドツアーを探していると、「参加資格:12歳~60歳」というアクティビティを見つけました
要するに、お子ちゃまと年寄りにはキツイ内容ってことよね
それが気に入って申し込みしました^^
他にもいくつかのアクティビティをチョイス、
マングローブのジャングルーリバーを行くカヌーツアー、ジャングルトレッキング+洞窟ツアー、
星空ツアー、観光船で行くジャングル川上りと盛り沢山
ツアー以外にも、路線バスで行く水牛の島巡り、現地飲食店巡りなど・・・
どれも全て想定以上に面白く、得ることが多い思い出深い内容でしたが、
中でもジャングルトレッキング+洞窟ツアー(12~60歳限定)は格別でした
このツアーのガイドNさんは、洞窟探検家です
ここで問題!!
冒険家と探検家の違いはわかりますか?
ヒント:「険」と「検」が違いますね~
冒険家は、ゴールは明確でそこへたどり着く過程がこれまでとは違う危険を冒して行く人
探検家は、誰も行ったことがない場所やスキルを持った人しかいけない場所へ行って、そこを調査する人
Nさんの言葉をお借りすれば、スポンサーから見れば、取れ高が担保されているのは冒険家、
取れ高がまったく担保されないのが探検家、要するに、お金になるのは冒険家なのだそうです(笑)
人の人生は探検ですね^^
ジャングルツアーも洞窟ツアーも、とてもとても素人ガイドでは絶対にその安全は確保されないだろうという内容
本業が探検家のNさんだからこんな本格的な冒険もどきが出来るのだと思います
本業の洞窟探検では、洞窟の中で数か月生活することもあるらしく、
ロープで宙ぶらりんになって仮眠することもある
N〇Kのカメラマンさんと洞窟を探検した時は、ロープで吊られているカメラマンさんを、
一定の時間ごとに蹴って起こしていたとか・・・・
身体の同じ部分が長時間吊るされたロープで締め付けられていると、
エコノミー症候群や壊死などのトラブルを引き起こすことがあるからです (*_*;
ジャングルの入口では、先ず、触ったら「死」の危険がある樹液についての注意があり、
岩飛び、川歩き、滝上り、滝つぼ飛び込み、川流れなど
とにかくエキサイティングで楽しく面白い!!(^_-)-☆
Nさん手作りのソーキそば昼食後、午後は洞窟探検へ・・・・・・
この洞窟は、Nさんが10か月以上かけて洞窟内の岩や石を子ども用ソリに乗せて運び出し、
洞窟内を歩けるように(ローブ必須の場所あり)整備(?)された洞窟です
歩けるようにと言っても、道があるわけではないので、岩飛び、すき間ほふく前進、
ロープによる岩上り、地底川歩きなど、日常とかけ離れた冒険もどきを満喫しました
洞窟ツアーは、体格の良い人が一人いるととても楽しいそうですよ
なぜなら、岩と岩の間を縫うように移動する洞窟では、体格の良いひとは度々挟まるからです(笑)
星空も、空気も、海も、現地のひとの温かさも、何もかもが素晴らしかった西表島
また、大切な友人知人と一緒に訪れたい島です
願わくば、この自然に人の手が入ることなく、このままの自然な西表島であってほしい