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夜明けの来ない夜はない

改運開運★日常のつぶやき69

改運の旅、出発まであと 49日

 

現場監督の職人さんから久しぶりに連絡がありました

なんでも、ある現場でトラブっているとのこと

 

そのお客様の一番最初の担当は、私でした

当社が約40年前に建てた建売の家で、建築工法が現在は取り扱いの無い期間限定の建物です

40~45年前の国の政策で、アメリカから大量の木材を輸入した際の工法なので、

高温多湿の日本の風土には合っていません

無論、メンテナンスを適正な間隔で、適正な方法、適正な技術で実施すれば、

普通の木材による在来工法の耐用年数は余裕でクリア出来ますが、

この建物は、その適正なメンテナンスを怠っていました

 

親世帯から引き継いだ建物をどうするか(ご自分の家は別にある)ご相談を受けたので、

正直に「これから大金を投じてリフォームするのはお勧めしません。

売却(恐らく、建物の値は付かない)されるか、必要最低限のメンテナンスを実施して、

建物の限界が来るまで賃貸などで活用することも出来ます。」とお話ししました。

当時の問題を全て解決するリフォームを実施すれば、

ローコスト住宅が建てられるくらいの費用が必要でした

 

結果、賃貸に出すための必要最低限のリフォームを実施されました

その時、バルコニーから水漏れ(親御さん知り合いの大工さんにバルコニー交換工事をしたことが原因)していることが判明し、

水漏れを完全に治すことは大変難しく、予算ありきで修理するなら、

一回の補修で100%水漏れが収まるとは約束出来ないことをお伝えしました

 

あれから2年以上が経過し、強風雨天時に水の巻き上げが発生し、

再度水漏れしたそうです

(*_*;

それからが諸々大変だったらしく、新築時の雑な工事まで露見したとのこと・・・(*_*;

現在のエリア担当者も、現場を監理する上司も、職人さんも追い詰められている様子です

 

お客様のお気持ちは十分理解出来ます

これは、粛々と問題を一つ一つ丁寧に解決して行くしかありません

 

私が現職の時も、色々なトラブルが発生しました

原因は様々でしたが、目の前の問題だけは事実なので、

問題を解決するために、何が必要で何をすべきなのかを常に考えていました

 

その時は目の前が真っ暗になったり、逃げだしたい気持ちになったり、

営業車の中で泣いたことも数知れず、

もう、この世の終わりの様な気分になったりしたものです

 

数えきれないほどあったそんなトラブルも、全て解決出来て、

死ぬ思いだった私は元気に生きています

 

夜明けの来ない夜はない

 

問題が起きたら「余計な想像は一切せずに、目の前の問題を解決することだけに集中して、

淡々と一つずつやることを片付けていく、一つずつ片付けていけば、

気が付いたら全部問題が片付いているということです

 

夜明けの来ない夜はない

これ、間違いない!(^_-)-☆

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