懺悔、やられた方は忘れない
改運開運★日常のつぶやき18
改運の旅、出発まであと 143日
ゆみこは橋の下から拾って来たんだよ
父はそう言ってたまに私をからかいました
3~4歳くらいの時だったと思いますが、いまでも忘れられない心の傷です
押入れの中で傷ついて泣いていたこともあります
どんなに悪気がなかろうと、絶対に言ってはいけない言葉です
多分、父もそういう質の悪い冗談を浴びせられて育ったのだと思います
だから私も良い大人になるまで、そんな質の悪い冗談を口にすることがありました
幸い私の周りには良識のある人が多かったため、
ある日自分の発言の違和感に気が付き愕然としました
自分が悪いからなのだと思いますが、大人になる前には結構友人達から傷つくことを言われて、
辛い思いをすることも多かったと記憶しています
自分が傷ついたことは忘れていないのに、意識せず人を傷つけたことは覚えていません
やられた方は忘れないのです
世の中、見渡せばなんでも同じですね
戦争でも、犯罪でも、やられた方は忘れられない
その苦しみから抜け出すのにとてもエネルギーを要します
私の場合、忘れらないほどの過去の辛い思い出は、誰かに話す事で消化出来ることがあります
忘れらないほど辛い思い出は、なかなか口に出来ないのです
人に話せる様になったということは、それだけ自分の中で辛さを消化出来たということです
40年以上の付き合いがある学生時代の友人には、
直接伝えてしまったこともあります
私はきっと、自分が傷ついた数以上に人を傷つけて来たのでしょう
無自覚といっても、それで許されるわけではないので、心の中でただただ反省します
かつ、自分を傷つけた人も、きっと私と同様に
「悪かった」と思ってくれていると思うことにします
第二の人生(還暦後)で、心の中に辛い思い出と許せない人を抱えているなんてハッピーじゃないですよね!