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戦後復興出来た日本

ゆみちゃん、開運の旅★地球一周目20(ピースボート 準備編)

出発まであと 96日

 

世界一周の旅準備の一つに、寄港地のことを「知る」があります

初めて訪問する都市がほとんどなので、せっかくその地を訪れるのであれば、

どんなところなのか、簡単な知識は持っておきたいと思うわけです

 

今回、スリランカのコロンボへ寄港します

リサーチを始めると、びっくり感動する事実がありました

 

スリランカにジャヤワルダナという人の記念館があります

1951年にサンフランシスコの講和会議で、

日本を戦後どうするかという問題になった際、

アジアの国々が日本から大変いじめられた!

だから賠償を沢山取れ!と言ったそうです

その時に、このスリランカのジャヤワルダナさん(トップ画像)という当時の代表が

サンフランシスコの会議で仏陀の言葉を引用してこう発言しました

 

憎しみに対して憎しみを持ってすれば、ますます世の中はひどくなる

憎しみは憎しみをもって止まず愛をもって止む

そうやって世界に平和を作っていくべきだ

日本から賠償金をとるべきではない

 

このように演説をして、そのお陰で日本は戦後復興出来たのです

アジアの人々が賠償金を免除してくれた、賠償金を払う必要が無かった

これが日本が戦後復興出来た大きな要因なのです

 

私はこの事実を知りませんでした

もしかしたら、学生時代に授業で習ったのかもしれませんが、

全く覚えていませんし、卒業後もちらっとでも耳にしたことがありません

 

以前のブログに「やられた方は忘れない」というつぶやきを投稿しました

加害者側は自分のやったことを忘れがちなのです

更に、こんな風に日本がアジアの人々から恩恵を受けたことを

メディアも学校教育の場でも、取り上げることがないように感じます

 

人間は忘れる生き物だからこそ、

折に触れて再三繰り返し世に知らしめなければならないことだと思いました

 

ドイツのダッハウ収容所には、自分達がやった過ちを忘れない様に、

後世の子孫にも伝え続けられる様に、二度と同じ過ちを繰り返さない様に、

その戒めとして収容施設が多くの展示物と共に残されている

 

今日は広島サミットの報道を多く目にしました

広島で、原爆資料館で学ぶことはとても多く、深いです

 

それと同じように、日本がアジアの国々に犯した過ちも

資料館として残して欲しいと思いました

そして、その過ちをアジアの人々が許してくれたことも、

しっかりと伝えていかなければならないのです

 

コロンボに寄港したら、ジャヤワルダナ記念館を訪問しようと思います

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