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鈴木エイトさん

改運開運★日常のつぶやき28

改運の旅、出発まであと 130日

 

安倍元首相の襲撃事件で、統一教会政治家の闇が広く世の中に知れ渡りました

その報道の中心にいた鈴木エイトさんは、旧統一教会の2世問題や政治家との癒着を

20年間追い続けて来たジャーナリストです

 

私はカルト宗教の問題に関わると言えば、オウム真理教の坂本弁護士殺害や、

公証人役場の仮屋さん殺害が脳裏に浮かび、どうしたって恐怖感を覚えてしまいます

極力関わりを避けて、例え被害者が目の前に居ても「私では何も出来ないから・・」と、

タダの傍観者になってしまうと思います

なのに、鈴木エイトさんは報道後に受ける執拗な抗議や妨害にも負けず、怯まず、

カルト宗教と政治家の黒い関係を明らかにしてこられました

 

鈴木エイトさんは言います

「20年前に旧統一教会を追い始め、2世の存在に気付いた。

彼らの内面に目が向いて、問題の根深さを知り、何とかしなければと思ってきた。

当事者をなるべく矢面に立たせたくない一方で、僕には何も出来ない時期があった。暗黒時代でしたね。」

ものすごく強いです

 

安倍元首相の事件後に、旧統一教会と政治家の闇、2世問題がクローズアップされたことで、

どれだけ多くの被害者が救われたことでしょうか

鈴木エイトさんが集めた膨大な事実を記録したデータや貴重な資料があればこそ、

マスコミもやっとその聖域に切り込んで行くことが出来たのです

エイトさんの凄さや強さは、簡単には語れません

私には到底理解出来ない次元におられるからです

会った事も話した事もない人を救うために、

自分に降りかかるリスクの大きさをとてもとても許容出来ません

 

その分野での専門家、塚田准教授(上越教育大学院)は、

問題意識があっても『危うきに近寄らず』という判断から及び腰になるメディアは多い。

そんな中、とにかく現場に行き、身体をはった取材をしぶとく、かつクールに続けて来た。

売れてやろう、ではなく、ただ『これはおかしい』という直観を信じて食らいついてきた。」と評価しています

 

鈴木エイトさんが教団追求活動を始めるきっかけは、駅前で勧誘中の女性を見た時だったそうです

「考えるより先に身体が動きました。あの時の感覚は今も覚えています。

割って入り、勧誘をやめさせた

それから、ずっと一人で時間が許す限りの勧誘阻止活動をする生活

教団の尾行をまきながらの帰宅・・・

 

鈴木エイトさんのそのエネルギーはどこから湧くのか?

「最初に渋谷で勧誘現場を見た時の『絶対におかしい

というモチベーションがずっと続いていた感じです。当初はただそれだけでした。」

この、自分にとって直接関係ない「絶対におかしい」という感覚だけで、

ここまでがむしゃらに全てを投げ出した活動が出来るのでしょうか・・・

到底私には真似出来ないし、理解出来ないのです

 

「不思議と怖いという感覚はなかった」という鈴木エイトさんですが、

まぁ、怖いと思ったらこんな活動続いていませんね

危険なこともあったようです

 

自分が『おかしい』と思ったことを追求するエネルギー

生命の危険さえあるのに、ジャーナリストとしての使命を全うするエネルギー

私には無いエネルギーです

だから非常にこの高みにある魂が眩しくて堪らないのです

 

鈴木エイトさんには畏敬の念を抱かざるを得ない

ただ『おかしい』と思ったから追求しただけです

かっこいい生き方だと思います

 

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