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食用コオロギ

改運開運★日常のつぶやき62

改運の旅、出発まであと 76日

 

お買い物へ行ったら、フードロス削減のためのワゴンに、

コオロギせんべいが入っていました

最近あちこちで耳にする食用コオロギ、これも何かのご縁(?)なので

ちょっと調べてみました

 

そもそも、なぜ食用コオロギ??? → 日本は少子化問題が取り沙汰されていますが、

世界の人口は増え続けていて、将来の食糧危機を見据えた対策の一つが食用コオロギなんですね^^

2013年には昆虫食をめぐって、FAO(国連食糧農業機関)が家畜の飼育と比べて環境への負荷が少なく

栄養価も高いことから、食糧問題への解決策として有用!としたレポートを出しています

 

一方で、賛否両論あるみたいで、まだまだ食用コオロギは発展途中であると言えます^^;

私がちょっと調べてみた中で、肯定的な内容と懐疑的な内容を下記にご紹介します

 

<<肯定的な内容>>

 

●タンパク質やミネラル、ビタミンなどが豊富

●コオロギはライフサイクルがほかの家畜より短く大量生産もできる

●フンなどを活用した堆肥もまだ実証実験の段階ですが、循環型農業としての可能性がある

●徳島大は、コオロギを活用した新型コロナウイルスの経口型ワクチンの開発を始めた

 

<<懐疑的な内容>>

 

●イナゴは稲が主食ですが、コオロギは雑食なので死骸などを食べ、昔から人はコオロギを食べて来なかった

●コオロギなどの昆虫を、食品や飼料のために生産する際、安全性の基準などを定めた法律は今のところ制定されていない

●一匹一匹が小さいので食べてはいけない部分の分別作業が大変な為、体内のも混ざっている

甲殻類アレルギーへの注意が必要

●漢方ではコオロギには微毒があり、不妊薬であり、特に妊婦は食べてはいけないものとされている

●プリン体が煮干しのさらに数倍で、痛風に悪い!

 

以上のような意見が出てきました

懐疑的意見に対しては、専門家による意見もあり、そこまでの心配はなさそうです

 

→ 食用のコオロギは事業者が適切な餌と環境で安全管理に責任を持って育てているもので、野生のものとは別です。

欧州食品安全機関などの見解を読むかぎり、実は注意すべき点はふだん私たちが食べているほかの食品と共通していて、

ことさらコオロギだから、昆虫食だから、ということではないのではないかと思います。

→ 生産者側で2022年7月、コオロギ生産の自主的なガイドラインを設けました。

ガイドラインでは、コオロギの餌や生産施設の環境、衛生管理などについて、

農林水産省のチェックを受けた上で指針をまとめました。

→ 絶対に生ではなく加熱したものを食べることが基本です。

 

今回調べてみて、確かに食糧危機を見据えた対策の一つではあると思いますが、

その前に取り組めるべき事もあると思いましたね~

・フードロス・流通ロスの低減

・体に悪い食べ物や添加物をなくす(トランス脂肪酸・砂糖・各種添加物)

・食べ過ぎない

・ポストハーベスト禁止

・・・・・などです。

 

将来の食糧危機に備え、培養肉や代替肉の研究も進んでいます。

将来の食べ物、皆さんは何を食べたいですか?

そのために自分に出来ることってなにがありますか?

 

因みに、コオロギせんべいは軽い塩味で美味しかったです^^

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