9/7 LGBTQIA
ゆみちゃん、開運の旅★地球一周目1(ピースボート 旅行編)
出航16日目
「LGBTQIA+仲間たち集まれ」という自主企画があったので参加しました
知識や理解がまだ不十分であることと、
人と違うことが特別ではない世の中で合って欲しいとの思いからです
私には『今の』社会には順応するのが難しい姉がいて、
私が小学高学年くらいの時から母は「親戚や他人には言えない」と、
家族の中だけで、姉の感覚が人と少し違うことを隠して来ました
もしも、何かしらの訓練や教育を受けていれば、
65歳を目前にした姉も、もう少し社会に溶け込んで生きられたかもしれません
姉が人と違っても折り合いをつけて生きて行くコツが判っていれば、
世の中も人と違う感覚を持っている人の存在を認めるようになれば、
姉も周囲の人達も、もっと楽だったのではないか・・・と思うのです
半世紀もの間、人と違う事を隠す文化だった日本、
最近はやっと少し変化していっている気がします^^
将来は、あえて「LGBTQIA」などと意識することがない時代にきっとなるでしょう
私はこの企画に参加するまで、LGBTQIAのLGBTしか聞いたことがありませんでした
企画を通して理解した私なりの解釈を下記に記します(2023.9.7時点の解釈)
L:レズビアン 自身が女性で、恋愛対象も女性である状態
G:ゲイ 自身が男性で、恋愛対象も男性である状態
B:バイセクシャル 恋愛の対象が女性と男性両方である状態
T:トランスジェンダー 日本では「性同一性障害」という名称が付けられて、
生物学的性別と、心の性別が一致していない状態
Q:クィアー 彷徨い中。自分で自分自身がまだ良く解っていない状態
I:インターセックス 生物学的に、男性女性の両方を持っている状態
A:アセクシャル 恋愛対象者に、性欲は無いが恋愛感情はある状態
(アロマンティック:恋愛対象者に、性欲はあるが恋愛感情は無い状態
参加者たちとディスカッションしていて気が付いたことがあります
私は過去に恋愛感情を持ったことがある人は男性ばかりではありましたが、
男性なら誰にでも恋愛感情を持ったわけではなく、
生理的にどうしたって恋愛感情を持てない「男性」も多く存在しました
結局のところ、恋愛対象は性別で決めているのではなく、
「この人」だから恋をした!というのが的確な表現だと思うと、
レズビアンやゲイの人達も、たまたま恋をした相手が自分と同じ性別だっただけで、
けして特別なことではないのだと思いました
この日まで、アセクシャルやアロマンティックという状態のことを知らなかったのですが、
この状態に該当する人って、結構多いのではないでしょうか?
恋愛感情もなく「結婚」していた時代もあったわけで、
時間と共に情は芽生えるけれど、恋愛感情は生涯持たずに終わる人もいたと思います
それらの人達の中には、アセクシャルの状態にいた人も多かったと思うのです
私のグループにいた36歳の女性は、男性に「会いたくてたまらない!」
という感情を感じたことがないとのこと
男性の友人はとても多いけれど、周囲が言うような心乱れるような感覚が判らない
と話していました(彼女は自分がLやQやAの状態にいるとは考えていないようです)
知らない事が本当に沢山あります
一つずつでも、先ずは「知る」ことから始めたいと思いました