9/8 船内、3つのボランティア
ゆみちゃん、開運の旅★地球一周目1(ピースボート 旅行編)
出航17日目
出航前に「ピースボートって、働かなきゃいけないんでしょう?」とか、
「働いたらタダで乗れるの?」などの質問を受けました
不思議な質問だなぁ~と思ったのですが、
それが的外れな質問ではないことが乗船して判明!!
ピースボートは普通の客船ですが、有名どころの飛鳥Ⅱや日本丸、
ダイヤモンドプリンセス、クィーンエリザベス2などと最も違う点は、
若者(20~30代)の乗船率の高さです
この若者たちは、乗船前に全国各地のピースボートセンターで、
ボランティア活動を行い、報酬の代わりにポイントが発行されて、
そのポイントが乗船費用になります
因みに、このボランティアに年齢制限はありません
高齢者でもOK!ポイントを貯めて乗船費用の足しに出来ます
29歳までは乗船費用全額をポイントで賄う事が出来ますが、
29歳を超えると、最大50%までしか乗船費用にすることは出来ません
ボランティアポイントで乗船した人達は、
乗船後は一般の乗船客と全く同様の立場です
次に、船内ボランティア「スタッフ」として乗船している若者達
この人達は「スタッフ」として通訳や、企画などの業務を行いますが、
あくまでボランティア!報酬はありません(謝礼程度)
その代わり、乗船費用が無料です!(^^)!
彼等は相当忙しく乗客のお世話をしてくれています
頻繁に6階の打ち合わせルームでは、
夜遅くまでミーティングをしているのを見かけます
乗客ボランティアと区別する必要があるので、
彼等は「スタッフ」と呼ばれ、「ボランティア」扱いはされません
最後に、乗客の中からも出航後にボランティアを募ります
各チームに分かれて、自分の裁量でボランティアに参加します
私はこのボラティアを2チーム掛け持ちしていますよ~
・企画チーム:諸々のイベントを企画/運営します
・PAチーム:照明/音響が必要なイベントや企画で活躍します
・映像チーム:毎日船内テレビで流れる「クルナビ」を撮影/編集します
YouTubeに流れる動画も映像チームの作成した動画です
・ピーセンチーム:物品の貸し出し手続き/管理を行います 船内における「相談室」という位置付け
・新聞チーム:毎日発行される船内新聞を作成
・水案パートナー:水先案内人による講演会のスタッフや、水先案内の世話係
・学び舎(ユース対象):決められたテーマを学ぶ企画、今回は「海のごみアップサイクル」
などのチームがあります
私は、映像チームとピーセンチームに参加!(主に映像チーム)
映像チームではメンバーが日々、船内や寄港地での様々なシーンを横動画で撮影して、
画像をスタッフルームのメインPCにダウンロードします
その日の編集担当によって集まった映像素材を編集して動画を作り上げます
編集作業も教えてもらえるので(MACだけど・・・)とても面白いです(=゚ω゚)ノ
映像チームは、私を除いて30代までの若者です
「紅一点」ではなく「高一点」状態だけど、
みんなすっごく素敵な若者ばかりで、「ゆみちゃん」の愛称で
優しくしてもらっています(*’▽’)
ピーセンカウンターでは、フランス人とのハーフである19歳のシル君を中心に、
数名で訪れる乗客たちの対応をします
このピーセンカウンターでの対応をサポートするのがピーセンチームです
物品の貸し出し、購買物の販売、各種相談対応をここのカウンターでは行います
地球の歩き方ガイドブックがタブレットになって、その貸し出しが一番多く、
その他にも各種事務用品や、娯楽用品、企画用品などの貸し出しもあります
カウンターの詳細は、公式LINEに説明付き画像をアップしていますよ~
相談対応で一番多いのは「船内インターネットの接続」についてです
日ごろからスマホを使いこなせている方になら難しくないのですが、
この旅行で「初めてスマホを買った」「高齢者」に、
Wi-Fi接続、サインイン/アウト、パスワードの再設定など、
とてもハードルが高く、100分¥2,100の船内インターネット、
最初の頃は、「知らない間に全部無くっていた・・・・(T_T)」という高齢者が続出!
ボランティアスタッフの中にも、この類の説明が苦手な人が多く、
私が参加した時にはイケメンのシル君から、
「Wi-Fi接続の対応をしてくれる人が増えてものすごく助かる!!」と、
とても感謝されてしまいました(^_-)-☆
カウンターの対応は、当番表みたいなものは一切なく、
本当に自分の気が向いた時にチョロッと手伝えばOKなので、
楽しく参加させていただいています
以上がピースボートの船内にいる3つの「ボランティア」についてのご紹介でした~
最後に余談ですが、乗客ボランティアをものすごく熱心に頑張ると、
下船後、ピースボート事務局から
「船内ボランティアスタッフとして、乗船しませんか?」
とお誘いがあることがあるそうです
事実、船内ボランティアスタッフのほとんどの若者が、
元は乗客でした・・・という人達ばかり!!
ピースボートを盛り上げよう~という心意気を買われて、
ボランティアスタッフにスカウトされるのですね^^